【初心者の部屋】単元株と単元未満株の違いとは?少額でも投資はできる

投資

みなさまどうも、わさびうしです。

みなさまは株を購入するときに「単元株」と「単元未満株」どちらをメインにしているでしょうか?
私は現在ほぼ1~5株程度の株数を購入する「単元未満株」を株式投資のメインに据えています。

株をはじめたばかりの頃は単元株、つまり100株購入がほとんどでした。4月の関税ショックあたりから単元未満株に移行し、現在はほとんど100株200株購入することはありません。

まだまだ初心者のわさびうしですので、今回はこの2つの購入方法のメリット・デメリットなどについて復習したいと思います。

単元株とは?

単元株とは「100株単位で売買する株式」のことです。日本株はほとんどがこの仕組みを採用しており、証券会社で株を買うときは通常100株セットで買うことになります。100株=1単元なので、200株なら2単元になります。

たとえばA株の株価が「1株=3,000円」の場合。購入には100株が必要最低条件のため

3,000円×100株=30万円

が必要な資金となります。
決して安くはない金額なので、まとまった資金がないと手が出しにくいのが正直なところです。期待してるよハロウィンジャンボくん

わさびうし
わさびうし

新卒月給が消えちゃいますね

ただし任意の株価で購入・売却の注文を出せる「指値注文」が可能です。「希望の価格で買えないなら諦める」といった割り切った戦略をとることもできるので、場合によっては高値掴みなどを避けることも可能です。

単元未満株とは?

一方で「単元未満株」は、1株からでも買える株式のこと。
証券会社によって呼び方が異なり、SBI証券なら「S株」、楽天証券なら「かぶミニ」、ほかにもマネックス証券やPayPay証券などでも1株から購入できます。

こちらは少額投資が可能なので、初心者が試しやすいのが最大のメリットです。コーヒー1株我慢して1株買ってみる、なんてこともできちゃいます。

もっとも日本株の特徴でもある「株主優待」は最低1単元保有を条件とするケースが多いため、その恩恵にあずかることは難しくなります。また、証券会社によって売買手数料が発生するため、単元株購入より割高になるというデメリットも。

わさびうし
わさびうし

SBI証券のS株は売買手数料無料のため、単元未満株をメインに
考えてる人にはお得ですね~

参考:【SBI証券公式サイト】S株 (単元未満株)

さらにほとんどの単元未満株は指値注文ではなく、提示価格での売買が成立まで待つ「成行注文」がほとんどのため、希望の株価で購入できるとは限りません。

わさびうし
わさびうし

2025年8月現在、楽天証券の「かぶミニ」は指値注文に対応していますよ~
(銘柄は限られますが……)

参考:【楽天証券公式サイト】かぶミニ®(単元未満株取引)取引ルール/取引時間

単元株と単元未満株の違いまとめ

単元株・単元未満株の違い一覧

ざっくりとですが、それぞれの違いをまとめてみました。利用する証券会社でガラッと変わる部分もあるので、あくまで参考程度に留めておいてください。

単元株単元未満株
必要資金数万~数十万円数百円から購入可能
配当金受け取れる受け取れる
株主優待受け取れる受け取れるものもあり(数少)
売買のタイミングリアルタイム時間制限あり
手数料通常手数料割高になるケースがある

向いている人は?

  • 単元株
     ・株主優待を狙いたい人
     ・長期的にガッツリ投資したい人
     ・安定的な配当額をしっかり受け取りたい人
     ・任意の株価で購入したい人
  • 単元未満株
     ・まずは少額から試したい初心者
     ・高額株(1株数千円、数万円)を少しだけでも持ちたい人
     ・余剰資金をコツコツ投資したい人
     ・日中市場を見続けるのが難しい人

【体験談】わさびうしの場合

当初は株主優待や銘柄管理の面からも単元株をメインに購入していました。が、時間が経つにつれて購入のための原資の確保が困難になりました。初心者が数十万円の単元株の複数所持に挑戦するのは、ハードルが高かったです。そのため現在は単元未満株をメインに投資を続けています。

感じたメリットとしては

  • 少額から試せるので、下落暴落時のダメージが小さい(むしろ買い増しのチャンスもある)
  • 生活費を過剰に圧迫せず、無理をせずに続けられる
  • いろんな銘柄をちょっとずつ買って「お試し」ができる

現在、私は SBI証券楽天証券 の2つの口座を利用しています。
特にSBI証券は国内単元未満株「S株」の購入で重宝しています。扱える単元未満株の銘柄数も楽天証券より多くて便利です(楽天証券は米国株、米国ETF、投資信託のみ運用)。

まとめ:両方の特性を把握して使い分けるのが吉

単元株、単元未満株はどちらか一方しか購入できないわけではありません。

  • 単元株:100株単位で売買、株主優待や配当をガッツリ受け取ることができる
  • 単元未満株:1株から少額で投資できる初心者向けの仕組み
  • 正解はなく、自身の投資スタイルに合わせて使い分けるのがGood

私は単元株購入からのスタートでしたが、もしまたイチから株式投資をはじめるならば「単元未満株で経験を積む→単元株を組み込む」という流れの方が長く楽しめると思いました。

もちろん投資を続ける中で考えが変わる可能性はありますが、生活のスタイルにも合わせて無理なく続けていきたいですね!

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