みなさまどうも、わさびうしです。
本日、日経平均株価が5万円を超えました。

30年前のバブル期の最高値が38,915円87銭でしたが、昨年2024年に初の4万円台を突破。かと思えばその翌年にはプラス1万円です。

世界一巡しそうな勢いですね(JOJO的な意味で)
加速度的な円安株高の影響で、私のインデックスはもちろん日本個別株も大きく値上がりしています。気分だけならタワマンの最上階で足組んで膝にネコのっけてるような心境ですね。
長期で居座る含み損銘柄
しつこいようですが私の投資方針は「長期運用・分散投資」のコツコツ積み立て型です。そのため多少の含み益が出ても利確はせず、同様に含み損銘柄についてもホールドを継続しています。
好調な相場にも助けられており、50を超える銘柄で含み損を抱えるのは5つ、いずれも損益率は-3%以内に収まっています。
4銘柄は1~2カ月以内に購入した若い銘柄ですが、投資開始当初から居座っているベテラン銘柄がひとつだけあります。「ヤマハ発動機」です。
私はこの銘柄を長らく「ナンピン買い」で買い増し、本日とうとう「損切り」に踏み切りました。
今回はその経緯について語っていきたいと思います。
マネ~牧場の重鎮、ヤマハ発動機
好調な相場にもかかわらず未だに「ヤマハ発動機」が含み損銘柄である理由。それは高値掴みです。
1月末に一単元1,311円でエントリー。その後は単元未満株でコツコツと50回以上取引を実行し、保有数は264株まで成長しました。
しかし購入当初から一度もプラ転することなく、今日を迎えています。私のPFは一単元以上の銘柄は数点ほどしかないため、この保有数はかなり偏っていると言えます。
では、私はなぜこれほど集中的に投資を続けてしまったのか?
1.株主優待のための購入継続
本格的な投資開始直後、私はインデックス・高配当の他に「株主優待銘柄」にも比重を置いていました。利回りとしては決して良くないエディオンや小林洋行といった銘柄を一単元以上保有しているのはその名残です。

エディオンはギフトカード、小林洋行はお米券がもらえます
ヤマハ発動機も株主優待制度を採用しており、一単元以上を保有していると各地の名産品と交換できるポイントが進呈されます。
このポイント、100株なら1,000ポイントですが、300株では2,000ポイントに増えるのです!(ちなみに3年以上保有でさらに1,000ポイント追加されます)
ということで、倍の2,000ポイント獲得のためもあり300株を狙って買い増しを続けていました。
2.利回りの良さ
2025年10月27日現在、ヤマハ発動機は
- 1株あたり配当金:50円
- 配当利回り:4.29%
- 配当性向:45.4%
と、安定した配当を見込める銘柄です。
2020年に減配がありましたが、過去10年で1度のみ。現在は4年連続増配中であり、株高の現在でも4%以上の利回りをキープしているのは魅力的です。
3.ナンピン買いによる平均取得単価引き下げ
当初は1,300円を超えていた取得単価は、「ナンピン買い」を続けたことで1,190円台まで下がりました。一時は4万円を超えることもあった含み損も1万円を切り、ようやくホッとできる見た目になったと思います。

初心者には刺激が強すぎました
長期的に保有するつもりではありましたが、特に初期は大きなマイナスの数値を見るのは少々ストレスを感じることもありました。このあたりのメンタル面は投資家としてまだまだ未熟な面だと思います。
このナンピンは、「モチベーションを保つ体裁のため」という側面が強いかもしれません。理由としてはあまり褒められたものじゃありませんね(苦笑)。
ナンピンは正義か?悪か?
理由「1」「2」についてはそこまで非難されるような内容ではないかな、と初心者ながらに思っています。
問題は「3」のナンピン買いです。
「ナンピン」でキーワード検索をかけた場合、高確率で「ダメ」という言葉がセットで付いてきます
なぜナンピンは「ダメ」と言われるか
改めて「ナンピン」という言葉を調べてみると
ナンピン買い (ナンピンがい)
ナンピン(難平)買いとは、保有している銘柄の株価が下がったときに、さらに買い増しをして平均購入単価を下げることです。たとえば、6,000円で100株買った銘柄が、5,000円に下がったときに100株買い増しをしたとすると、1株あたりの平均購入単価は5,500円になり、利益が出る水準が下がります。これをナンピン買いといいます。ナンピン買いは株価が上昇トレンドにあって、一時的に下がったときに行うと有利になる可能性の高い投資手法ですが、下落トレンドの途中では損失をさらに大きくすることにもなりかねません。
引用:SMBC日興証券
とあるように、好意的に書かれている解説は少ない印象を受けます。
私は単純に「平均値が下がるからいいじゃない」と思ってたんですが、どうもそんな単純な話ではないようです。
まあ下がり続ければ資金は尽きる可能性もあるし、株数が増えればそれだけ損失も増えちゃいますもんね……

プラ転させようと執着して、集中投資になっても問題ですね
メリットも考えてみる
もちろん、デメリットばかりではありません。
取得平均単価が下がるということは、大きく値上がりした場合にそれだけ含み益も膨らむ可能性もあります。
また、今回私は株価1,165円で100株を売却し、ヤマハ発動機を「損切り」しました。
しかし「損切り」は売却しなければ成立しません。長期保有を決めてナンピンで買い増しを続けていれば、「損切り」が発生することはないとも言えます。
初心者の私としては、PFがバランスよくなってメンタルが落ち着いたことが一番効果があったような気もします。
損切りの理由
長らく下落トレンドだったヤマハ発動機ですが、好調な相場にもおされ上昇の気配も見えてきました。
それでも私が売却した理由はいくつかあります。
- 株価と日経平均の上昇が急激だった
ヤマハ発動機の株価は1日で3%近く、日経平均は終値で先週比1,200円を超えました。明日以降、調整が入る可能性も考えています。 - PF(ポートフォリオ)のリバランスを考慮した
以前の記事で自分なりのリバランスのタイミングを語りました。インデックス比率の増加やスポット資金としての預り金確保は必要だと感じていました。 - リスク許容度の変化
休職期間に入り、キャッシュフローは著しく悪化しています。無理なく投資を継続するため、万が一自身の環境に変化が生じる可能性を考え、現金比率を高めようと思いました。 - NISA成長投資枠に余裕がある
まだ今年分のNISA成長投資枠は使い切っていないため、最大限利用したいと考えています。
今後の購入について
売却資金については一部を預り金として口座に残し、新たに個別株、インデックスに振り分ける予定です。
売却こそしましたが、ヤマハ発動機も引き続き単元未満株での購入を考えています。ヨコヨコに近い状態が続いていましたが、このところやや上昇の気配を感じるためやはり投資する価値はあると考えています。
「じゃあそのまま持っておけば良かったのでは?」と思われるかもしれませんが、あくまで予想は予想です。他銘柄へ資金を回さないことで成長株購入の機会損失になる可能性もあるのです。
私としては「両方の可能性を残し、柔軟な対応ができる」ことが投資においてベターだと考えています。
まあ、私が売るとだいたい上昇したまま戻ってこないんですけどね(泣)

人生ってこんなもんです……



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