みなさまどうも、わさびうしです。
巷では明日8/4は「ブラックマンデーの再来」「雇用統計ショック」など、暴落を匂わせるワードであふれているようです。
私、わさびうしの方針は……売らないです。これは4月の(トランプ)関税ショックから得た教訓です。
(トランプ)関税ショックとは?
2025年4月2日、米国のトランプ大統領は全輸入品に一律10%、国別では最大46%の関税を課すと発表し、世界経済に大きな混乱と打撃を与えました。関税発表の影響により米国株は急落、世界経済も下落を免れませんでした。
日本でも世界経済が後退局面に突入するとの懸念から日経平均株価も急落し、一次は3万1000円台まで下落、どこまで下がるか予想のつかない市場に、株式を売却する個人投資家も相次ぎました。

なので開設時の記憶があいまいなんですね
わさびうし、暴落に焦る
2025年1月から投資を開始しておよそ3か月。私の投資額は100万円を超え、3月末時点の評価損益は3万円ほどプラスになるなど、資産は右肩上がりで推移していました。積み立てインデックスこそ伸び悩んでいたものの、国内株は順調そのもので気分もうなぎ上りです。

投資やっててよかった~
……と有頂天だったのもここまで。翌週は評価損益がマイナス10万円を軽く超え、以降もジェットコースターのように下がり続けます。数万円プラスだった銘柄はあっという間にマイナスへ転落。最大で12万円ほど下落してしまいました。

ひえええ……
まさに天国から地獄。
「もう株価は戻らない」「今までの暴落とは違う」「今売らないと損するぞ」
暴落は必ず起こる、と私は事前に予習していました、ですが過去の事例を読むのと実際に体験するのとでは雲泥の差。口座をチェックし、下落する資産を見るたびに胃が縮まりました。
「多少、キャッシュ(現金)を確保すべきじゃないだろうか」
関税ショックの翌週、私は売却を決意しました。
永久ホールド(予定)銘柄を売却
投資をはじめて間もないころ、私は「ホクリョウ(1384)」という銘柄を1単元(100株)で購入。高配当もさることながら、500円分のたまご券が株主優待で貰えるという点に惹かれたのです。卵の高騰などに悩まされていたこともあり、妻も喜んで購入に同意してくれました。約定単価は1,258円。株価も順調に上昇し、評価損益も1万円を大きく超えていました。
「これは自分のメイン株になる、大事に保有しよう」と決意していたのですが……
関税ショック後、私の保有株が軒並み焼け野原になったとき、評価額がプラスを示していたのはホクリョウしかなかったのです。保有を続けるか、手放すか迷った末
「もう権利日は過ぎてるから」「これ以上下がる前に売ろう」「安くなったときに買いなおそう」
と自分を納得させ、ホクリョウを売却しました。約定単価は1,243円。利益はわずか1,500円でした。
あれから4か月……
あれから4か月が経ち、市場は落ち着きを取り戻し、株価の上昇は勢いを増しました。そしてあの時売却したホクリョウの株価は……現在1,643円(8/3現在)。単元未満株で10株ほど集めなおしましたが、平均取得単価は1,500円近くになってしまいました。

あの時売らなければ……
高配当長期投資の方針を掲げているならば、必要以上に取得単価に固執するべきではないと思います。現在は配当金を増やすべく、取得額に関わらずコツコツと複数銘柄を買い増しています。ホクリョウの売却はトラウマになりましたが、ホールドすることの大切さを知るいい機会でした。
売らないと決めたら、暴落だろうが雷だろうが嵐だろうが絶対売らない!

むしろ買い増しのチャンスだよね
わさびうし、今度こそ守り切ります。
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