みなさまどうも、投資初心者のわさびうしです。
2025年も早いもので、すでに1年の半分が過ぎてしまいました。もっとも、投資歴でいえばまだ1年にも満たない初心者です。夏枯れの時期と言われる8月……どのくらい下がるのか戦々恐々としています。
それにしても、あれほど目がチカチカしていた証券口座のサイトも、今や苦にならないほど閲覧が習慣化してしまいました。むしろ見ないと落ち着かなくなります。ちょっと危ない傾向ですね、依存症的に考えて。

口座……こうざァ……
そんな証券口座ですが、最初はどこになんのカテゴリーがあるのか、なにが見れるのかまったくといっていいほどわかりませんでした。今も8割くらい見てないページがあると思いますが、そんな私でも運用できてます。つまり誰にでもできるってことです!
証券口座の開設
投資をするなら証券口座の開設は必須
とはいえ証券口座がなければ投資をスタートさせることはできません。書類を記入し、本人確認証をコピーし、証券会社へ送付して……とまあ、時間と手間はそれなりにかかります。投資の知識や意欲がない以前に、口座の開設で挫折する人もそれなりに存在するようです。
しかし、終わりさえすればその苦労もそのうち記憶の彼方へすっ飛んでしまい、もう思い出すこともないでしょう。私も例に漏れず思い出せません。ということでここは素人が説明するよりも天下のSBI証券様にお任せしたいと思います。詳しくは下記のサイトをご覧ください。
実は口座もってました
私が本格的に投資を開始したのは2025年の1月からです。ということでまずは証券会社を選び、開設しのために書類を用意し、銀行口座と連携して……とはなりませんでした。
実は口座自体は2021年に開設していたため、あとは入金して株を買うだけの状態だったのです。必要な重要事項のお知らせのチェック、住所、職業変更などの手続きはありましたが。ともあれ、ゼロから始めようとした人よりスムーズに開始できたのは確かです。
SBI証券と楽天証券はこの時に開設しました。
投資の開始と現在
とりあえず勉強気分ではじめた投資
30代当時、私はほんの少しだけ日本の個別株を購入していました。とはいえ、開始した目的は資産形成というよりは社会勉強のようなもの。なにぶん昔から「百回見るより1回やれ」の性格だったので、半ば勢いで始めたものでした。
とりあえず楽天証券で3万円程度を入金、2銘柄ほど運用し、あとはほんのちょっと単元未満株で100円にも満たない配当金を1度だけ受け取りました。ちなみにSBI証券は1度も利用しませんでした。当時の私にあのUI(ユーザーインターフェイス)はキツすぎたのだと思います。

本格的投資、と呼ぶには程遠かったです
株式運用は「安く買って高く売る」としか発想がなかった30代。配当も雀の涙ほどで、まだインカムゲインの実感も得られていませんでしたが、もう少し続けていたらまた違った人生を歩んでいたのかもしれません。
運用を開始してわずか半年、私は投資人生最初の壁にぶつかりました
暴落、そして退場……
当時は毎日口座を確認するほど熱心ではなく、ひと月に1度も確認しないこともありました。そんな私がある日楽天証券の口座を確認すると
運用資産が半分以下に
はじめて経験する、個別株の暴落でした。もっとも株は落ちるものだと聞いていたので、直後はそこまで慌てず「まあ、いつか戻るさ」とゆったり構えていました。
ところが月日が経っても株価は一向に回復せず、逆に落ちる一方でした。最終的にこの株は購入時の1/5以下の価格まで下がることになります。そしてさらに追い打ちをかける事態が
もうひとつの銘柄まで暴落してしまったのです。
こちらは戻るどころか爆速で下落していきました。最終的には1万円ほどの評価額がわずか100円ほどに。90%以上の下落でした。
90%
今にしてみればわずか1万円程度。しかし当時、なんの気構えもない私の心をへし折るには充分な数字でした。

つらかったです……
単元未満で保有していた数銘柄はすべて売却。SBI証券は最後まで触れることなく、楽天証券は年に数回見る程度。
「自分のような人間が株に手を出したのが間違いだった」
反省と後悔にまみれた30代はじめての株式投資は、苦い思い出とともに幕を閉じたのでした。
40代で帰ってきました
株どころかNISAもやらず、会社から言われるまま適当に運用していただけのiDeCoの運用経過に見向きもしない。40代を迎えたそんな私が現在はどうなっているか。
2つの証券口座を使い、300万円を運用しているのです。
もはや株式投資なしで人生を歩むことは考えられません。再起や日本株以外の商品を運用するキッカケなど、いろんな要素が絡み合って今にいたりますが、復帰を後押しした要因のひとつが
証券口座をもっていたこと
口座を作るには多少の時間を必要とします。再起をする熱意があっても、知識を身につけても、入金力があっても、口座がなければ投資を始めることはできないのです。
証券口座は株式投資のスタートライン
「先ず隗(かい)より始めよ」という故事成語があります。大きな事業や計画を成功させるには、手近で簡単なことからスタートするべきだ、という意味でよく使われます。カッコつけるためにたまにリアルでも使います。
繰り返しになりますが、株式投資のスタートとは株を買うことではなく証券口座を持つことだと考えています。どのような一歩を踏み出す(どんな株を買う)かは個人によって違いますが、スタートラインは皆一緒です(SBIコースなのか、楽天コースなのか、という選択もありますが)。
そして、このコースはいつ走っても構わないのです。なんなら開設して放置しておいても戻ってくればいいんです。期限もありません、いつだってできます。ブランクなんか無問題です。

私がそうです
口座を作ろうか、投資に復帰しようか――その迷いに、この不肖の40代の体験記が決断の一助になれば幸いです。
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