【真夏の株式戦略】投資初心者が「夏枯れ相場」を生き残るためにとった方針

投資

みなさまどうも、わさびうしです。

連日猛暑日が続いていますが、みなさま体調はいかがでしょうか。各地で40度を超えるような気温を記録しているため、充分な暑さ対策を心がけたいものです。

さて、みなさまは「夏枯れ相場」という言葉をご存じでしょうか?

夏枯れ相場とは?

投資を開始した当初、私は全く知りませんでした。言葉の存在を知ったのは、SNSのあちこちで目にするようになった7月の半ばころです。なんとなくポジティブな印象を持てない言葉でしたが、大半の方は同じようなイメージを持つのではないでしょうか。

ちまたでは「夏枯れがくるから利確した」「下落くるぞ」「暴落に備えて入金した」という言葉がちらほら。私も何らかの備えが必要かと考え調べてみると、意味としては次のようなものでした。

夏枯れ相場(なつがれそうば)

夏場に取引参加者が減り、相場の動きが鈍ること。
日本では多くの投資家が8月のお盆を中心に夏季休暇を取得することから、金融市場で売買が減少します。このため相場は閑散となり、値動きが小幅になるとされています。相場格言のひとつです。

引用:大和証券HP 金融・証券用語解説

ここで気を付ける点は、夏枯れ相場とは株価の下落を意味するものではなく、売買の減少により値動きが小幅になるということです。また当該時期も説明するサイトにより違いがあり、主に7~9月(6~10月とも)の範囲を指すことが多いようです。つまり、夏季になると必ず株価が下がるとは限らないのです。ところが……

夏枯れ相場は下落基調が基本?

ほとんどのサイトでは夏枯れ相場の時期は「下落傾向に向かうことが多い」とされています。

以下は参考サイトです。

「米国株の影響」「海外投資家の夏季休暇」「少材料での過敏反応」など要因は様々ですが、下落に足る理由は歴史的に蓄積されたデータから見ても充分ということでしょう。ということは、下落暴落に備えポジション(持ち高)を減らす方が賢明なのでしょうか。

初心者わさびうしの結論は……「ホールド」

2025年8月最初の月曜日、米国市場の影響から「ブラックマンデーが来るのではないか」と騒がれていました。その時の記事がこちらです。

この時私は「売らないと決めたら、暴落だろうが雷だろうが嵐だろうが絶対売らない!」と宣言しています。夏枯れ相場は初体験であり、何より必ず下落相場になるとも限りません。コツコツと育ててきた銘柄たちを短期的な視点で手放してしまえば、より深い後悔が待っているかもしれません。

  • インデックス投資積み立て
  • 高配当個別株の長期保有

こちらが私の投資の2本柱です。1年も経たないうちに方針を転換してしまえば、その後迷走し市場から退場してしまう可能性も考えられます。仮に夏枯れによる下落相場に直面しても、その経験は来年に活かせるはずです。4月の関税ショックの経験を血肉に変えたように。

最期に決めるのは自分自身

保有株を売却しない、というのは私の方針であり、あくまでも数ある投資家がとる手段のひとつです。もし唯一無二の夏枯れ相場攻略法が存在したとすれば、それを採用するのも手でしょう。

しかしそんな絶対的な攻略法は、今後も出現しないと私は考えています。市場は生き物と同じであり、時代とともに姿かたちを変えながら今も成長を続けています。過去に通用した対策がそのまま現在も通用するとは限りません。

人生、最後に自分の行動を決定するのは自分自身です。夏が終わったころ、みなさんに笑顔で「売らなくてよかった」と言いたいものですね。

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